ボクだって、首相となったからには、何らかの足跡を残したいと思っているよ。だけど、何かにつけ足を引っ張られて、何もうまくいかないね。
まず、平成24年度の予算案の話だけど、実は、消費税の増税を本気で実行するつもりなら、歳出の削減は真剣に考えなくてよいということで、財務省とは話がついているんだ。だから、今年度の予算は目いっぱい膨らませちゃったけど、消費税の増税だけは、誰が何と言おうと譲れないんだ。歴史に名前を残すためにもね。
そう言えば、マニフェストや公務員改革に関する私の態度が途中で180度変わったということで、インターネット上でボクはすっかり笑い者になっているようだけど、財務大臣をやって財務省の官僚の話を聞いているうちに、この人たち、ボクより頭がよいことがわかったんだ。だから、その後は、彼らを信じて彼らの言いなりになったんだけど、ボク何か間違っているかい?
次に、1月4日の年頭記者会見で、「ネバー、ネバー、ネバー、ネバー・ギヴアップ」って、チャーチルの言葉を引用したら、皆に受けていたけど、この言葉でボクが何を言いたかったか教えてあげようか。誰から何と言われようと私は決して反省しません、私は官僚の味方です、私は絶対に国民の方を向いて政治をしたりはしませんって言いたかったのさ。だって、国民のことは愚民って思っているもの、官僚と同じようにね。
それから、1月13日に実行した内閣改造の話だけど、本当は、ボクも、田中さんを防衛大臣になんかしたくなかったんだ。だけど、輿石のおじぎが、小沢さんとうまくやっていくためにはこうするしかないんだと言って、田中さんをねじ込んできたから、抵抗できなかったんだよ。
そして、1月24日から国会が始まったけど、社会保障と税の一体改革などの難しい問題は、頼りになる岡田さんに任せて、国会がいよいよ立ち行かなくなったら、衆院の解散に打って出ようと思っているよ。今選挙したら、民主党は大負けするってわかっているけど、どうしょもないよね。民主党の介錯をするのが私の運命なのかもしれないね。
今日1月26日、日経に掲載されてたブレア元イギリス首相の履歴書の中に、「偶然大統領になってしまった頭の悪いやつ」っていう表現があったけど、何を隠そう、「偶然首相になってしまった頭の悪いやつ」って、ボクのことなのかもしれないね。でも、ボクは、少なくとも前の2人ほどは性格は悪くないよ。だって、あの2人はまったくひどかったもの。それに比べれば、ボクの方がよっぽどましだよ。
ボクもたまには考えることがあるんだ、こんなに難しい時期に、ボクのような男が首相をしていてよいのかってね。実は、ボクも、党の代表選挙で勝てるとは思っていなかったんだけど、前原君がこけて、反小沢票がボクに集まって、勝っちゃったんだ。運命としか言いようがないよね。
もうこうなった以上、恫喝やへりくだりやクリンチ戦法を織り交ぜながら、行けるところまで突っ走ってやろうと思っているよ。ボクにだって、サポーターやスポンサーはいるんだからね。在日韓国人とか暴力団と関係があって逮捕歴のある社長とかだけど、・・・・


by yasutaroh
中国の権力闘争の苛烈さ